ベタベタ肌もカサカサ肌もフケが出る
頭皮を健康な状態に保つことが大切
日本人の頭皮にとって大きな問題のひとつであるフケ。そんなフケはターンオーバーの乱れによって皮膚が剥がれ落ちることによって発生することが分かっています。では、皮脂たっぷりでベタついている肌と、皮脂をさっぱりと洗い流した乾燥肌のどちらでフケが出るのでしょうか。
実は、ベタついていても、カサついていても、フケは出ます。ベタついている頭皮では過剰に分泌されている皮脂を栄養にしている常在菌(マラセチア菌)の活動が活性化します。その結果、ターンオーバーのリズムが乱れててフケが出てしまうのです。一方、乾燥している頭皮では、乾燥していることでターンオーバーのリズムが乱れます。頭皮としてしっかりと成長する前の状態の頭皮が剥がれ落ちてしまい、さらに潤いが失われてカサカサの乾燥状態に。シャンプーを乾燥しすぎないものに変えるか、頭皮に保湿する栄養素をプラスするなどして潤いを与えないと、いつまで経ってもフケが出続けてしまうことになるのです。