髪に良い栄養で体の内側から整える

頭皮や髪の毛をケアするのは、何もシャンプーやリンスだけではありません。私たちが普段口にしている全てのものが、髪となり、頭皮となっているのです。ですから、頭皮や髪を健やかに保つためには、暴飲暴食を避けてバランスの良い食事を摂ることが大切といえるでしょう。

そんななかでも特に重要な栄養素がいくつかあります。まずひとつはタンパク質。髪の毛はアミノ酸が結合してできたケラチンというタンパク質でできていますから、タンパク質を積極的に摂るようにしましょう。もうひとつはミネラルです。ミネラルは多くの種類がありますが、なかでも亜鉛やヨウ素などは髪の毛を強く、美しくする栄養素のひとつなのです。他にも、タンパク質の働きをサポートするビタミン、女性ホルモンと似た働きを持つイソフラボン、タンパク質の酸化を防ぐアントシアニン、血行促進効果のあるカプサイシンなどが、髪によい栄養素の代表例です。頭皮や髪に何らかのトラブルが発生しやすくなる30代ともなれば、これらの栄養素をできるだけ積極的に摂るように心がけましょう。